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準備室に 表装された般若心経の額が飾られました

日々忙しさを増す準備室ですが
――デスクからふと目線を移すと心洗われる癒しの世界が広がります。

2011021000.jpg


この般若心経は、実は関連法人である「医療法人社団 横浜育明会」が運営している
”介護老人保健施設 都筑シニアセンター”を利用されている篠原文子さんが、
施設長の高橋へ レジデンシャル常盤台の成功を祈って 写経してくださったものです。


その祈りへのエピソードは 施設長の高橋にお願いします

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篠原さんは昨年11月末にご自宅で転び骨折。
病院に入院し手術、その後のリハビリのために12月21日に
都筑シニアセンターを利用することになりました。

でも、病院からご自宅に早く戻りたいと願っておられた篠原さんにとっては
“焦り”と“不安”がいっぱい・・・

そんな“思い”をご家族にぶつける・・・

ご家族はリハビリを続ければもっと回復するといわれているので、                
その“思い”をどのように受け止めたら良いのか、・・・との戸惑いから、
ご相談にこられたのです。

その時、こんなアドバイスをさせていただきました。

90歳というご高齢にも関わらず、
矍鑠として暮らしておられた篠原さんにとって、
この3ヶ月間の生活環境の変化 ―まさに激変―
 
到底冷静に受け止められる域を超えていることは想像に難くありません。 
そのような時に役に立つのは、その方の生き方や考え方、
趣味や生きがい、好きな事・・などに添ったアプローチ。

篠原さんのご趣味をお伺いしたところ、“写経”

毎日日課として、“生きがい”になっておられたようです。
早速お道具を持ってきていただき“写経”
生活の中に復活させていただきました。

その効果には大きく、
篠原さんのお気持ちが少しずつ落ち着かれたようでした。

そんな、ある日、篠原さんとご家族がご一緒に私の元に。

「母の書いた写経を見て下さい。
これを右手首にプレートを入れた90歳の母が書いたのですよ・・」

とご家族。

それは、語彙の乏しい私にとって「素晴らしい!!」の言葉でしか
言い表すことができないほどの感動を与えてくれました。
般若心経の末尾には、以下のように記されており、またまた感激!!
 
 2011021001.jpg
 
たくさんの“思い”の詰まった「般若心経」は私たち準備室のスタッフを
見守ってくれているかのようです。
    篠原文子様 と その ご家族に“感謝”です。

                             高橋好美

ブログ掲載にあたり、ご本人様・ご家族様に了承を頂いております)
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